ウルヴァリン:X-MEN ZERO <2枚組特別編>〔初回生産限定:デジタル・コピー付〕 [DVD]
出演:ヒュー・ジャックマン /リーヴ・シュレイバー /リン・コリンズ /ダニー・ヒューストン /ライアン・レイノルズ
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日 2010-02-03
オススメ度:★★★★
シリーズ4作目にしてついに主人公が輝いた 2010-02-03
大ヒットシリーズ「Xーメン」の4作目。今回は主人公であるウルヴァリンの隠された過去を描いたエピソードゼロだ。スピンオフとなる本作で、ようやく主人公ウルヴァリンが活躍したという印象を受けた。
ミュータントとして生まれたローガンは、少年時代、その能力が覚醒。以来、人としての幸せを捨て、幾多の戦争に身を投じて生きてきたが、ケイラという女性と出会い、初めて人間として生きる喜びを知る。だが、ある日突然彼女は殺されてしまう。
シリーズ3作目のあっさり感を感じてすぐにスピンオフの噂があったので、ファンは皆期待を高めた。何せ描くのは主人公ウルヴァリンの秘密。シリーズ3作では、結局主人公の謎があまりわからないというまさかの展開であったため、この新作はかなりの注目が集まった。見てみたが、これはファンの期待に応えることが出来たと言っていいのではないだろうか。
主人公ウルヴァリンを演じるヒュー・ジャックマンが1年間鍛えに鍛えた肉体美はカッコイいの一言につきる。10年前に公開されたシリーズ1作目の時よりもはるかにマッチョだ。そんな彼のアクションシークエンスがこれまた実に野性的でカッコイい。これまでのシリーズでは、正直こいつ弱くない?というイメージがあったのだが、そんなイメージを見事にぶっ飛ばしてくれた。
一番重要な過去の秘密もテンポよく明かされ、好印象を受ける。だが、そのせいで登場するミュータント達が、一体どんな能力があるのかはっきりわからなかったり、無理矢理物語を繋げようとしている感は否めないのが残念だ。
シリーズ4作目にして明かされた主人公ウルヴァリンの過去、そして秘密はファンの期待に見事答えている。ファン必見の新作だ。
面白かった 2009-12-19
前半、ウルヴァリンの生い立ちから、両親との関わり、兄弟の確執、自らの身体の更なる改造 を決意する辺りまで、結構丹念に、アメコミの実写化と言うより非常にハードなSFハードボイルドな トーンで見せてくれた。
正編では<ゴミ>扱いの兄貴とは、諍いはあったが、それなりに力を合わせて頑張ってきたんだなぁ、 と変に感動してしまった。
ただ、ミュータント特殊部隊に入隊するくだりから、またアメコミの色調に戻ってしまった感じ。
刀で弾丸をはじき返す、というのは本当の漫画になってしまった。
個人的な好き嫌いのある所ですが、私としては冒頭のスタイルで押し通していたら、 すごいダークファンタジーSFになったんじゃないかと思っている次第。
物語の<核>となる女性とのストーリーだが、この辺はCGを見せるための二の次で、 適当にまとめたと言う感じ。まぁ、しょうがないが... 最後の敵最終兵器だが、非常に意外性はあったが、未完成の似た様なもの同士より、もうすこし ゴツイ奴の方が良かったような気がします。
以上、個人的な感想はありますが、全体的には、よく出来た面白い映画でした。
続編があるなら、ウルヴァリンが長生きしてきたことが判ったんだから、 過去の南北戦争とか、第二次世界大戦で、戦車なんかをぶち壊してウルヴァリンが大暴れする 大作が観て見たい。ノルマンディーで一人血路を切り開く物語なんかも面白いと 思うのですが。勿論兄貴も一緒に...
やっぱヒュージャックマン 2009-12-02
X-MENシリーズは、全て劇場に見に行ってます。個人的にはスピンオフよりブライアン・シンガーが再びメガホンをとる場合の続編が見たかったという感じです。
しかしヒュー・ジャックマン=ローガンというのはとてもうれしい。野生生物という雰囲気のローガンを時に人間くさい感情の持ち主として演じているのがシリーズを通して好きです。(ただ自分の勝手な見解です)またラストにはパトリック・スチュワート(本物か?)が出演しているのもニヤリとなります。
もうちょいローガンとセイバーディウス以外の敵キャラが衝突する場面が欲しかったのと、最後の敵キャラは最強にしすぎだと感じました(エンドロール後も映像あります)。これがよかったら星5つです。
13日の金曜日やらスタートレックやら今年はリメイクや続編で良作がすごい多い年です。それにしてもローガンの爪は頑丈(エルム街の悪夢もやるんで爪対決)だ。
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