天使と悪魔 スペシャル・エディション [Blu-ray]
出演:トム・ハンクス /ユアン・マクレガー /アイェレット・ゾラー /ステラン・スカルスガルド /ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
発売日 2009-10-28
オススメ度:★★★
前作よりかなり落ちますねー。 2010-01-07
「えっ?ダヴィンチ・コードに続編なんてできるの!?」と、CM見た時思ったんですが、べつに続編ではなくて、単に主人公が同じのシリーズものみたいな感じ。漫画で言うと「マスターキートン」みたいな…(笑)
面白いことは面白いけど、ダヴィンチに比べると大分落ちるかな…って感じです。だって全然ビックリしなかったですもの…。意外性があんまり…。「こいつ怪しいわ」という人物がやっぱり…だったし。
そもそも主人公のトム・ハンクス演じる教授が一人で謎解いて頑張ってるけど、彼が少しでも間違えたら目論見がおじゃんになってしまうわけで…計画に無理があるのでは…と(笑)
それにしてもこの作者はカトリックに対して恨みでもあるのか?という気はします(笑)敬虔な信者は、この映画に対してどう思うんだろうなあ…とか。
多分日本人はキリスト教圏の人とは天使とか悪魔に対する感覚がまったく違うと思うので、普通に「ふーん」って楽しめちゃうけど。
ヴァチカンの映像とかは凄く綺麗でしたね。キリスト教の闇の歴史保管庫がとても興味深いです(笑)
そりゃそうとカトリック教会の新しい教皇を選出する「コンクラーベ」が「根比べ」に聞こえて仕方なかったです…(笑)
前作とは制作の方向性が異なっているのでは・・・・ 2010-01-01
前作は、原作に忠実に作ってあり、それなりに見応えがあった。(原作を読んでいた者にとっては、の意味ですが)しかも、美術史に絡んでキリスト教に関する知識も少なからずある者にとっては、星野之宣の「宗像教授シリーズ」のように、フィクションともノンフィクションとも見紛うようなレトリックでぐいぐい引っ張るシチュエーションは、たいへん心地よかった。あくまでも、原作を読んでいる者にとっては、である。
個人的には、20年前のジャン・ジャック・アノー監督、ショーン・コネリー主演の「薔薇の名前」(ウンベルト・エーコ原作)を彷彿とさせる作品であった。
この「天使と悪魔」は3巻本とのことでまだ未読なのだが、他のレビューでも触れられているように、前作とは制作の方向性が異なり、インディー・ジョーンズ張りのアクション映画になっていると思う。これはこれで、一本の映画として楽しめた。(下手に原作を読んでいない方がよかったのだろう)
特に、ヴァチカンのシスティーナ礼拝堂でミケランジェロの最後の審判を始めとする壁画に囲まれたコンクラーベ会場の臨場感は圧巻である。生きているうちに是非行ってみたいという気にさせられた。
BDということで、暗いシーンが多い中、メリハリのきいた画面作りがなされていると思う。ただ、CGの合成がリアルにわかるのもBDならではだろう。
ダ・ビンチ・コードでがっかりされた方にもお勧めです 2009-12-20
「ダ・ヴィンチ・コード」のダン・ブラウンの書いたロバート・ラングドンものの映画化です。
前作の「ダ・ヴィンチ・コード」は映画化にかなり無理があり、フアンの方はがっかりされたと思います。
今作は、バチカンが舞台になっていますがキリスト教的要素は薄くアクション性のつよいものとなっています。
その分、判りやすくスピーディーな作品に仕上がっており、原作を読まれたかも楽しめる作品になっており、お勧めです。
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