ノウイング [Blu-ray]
出演:ニコラス・ケイジ /チャンドラー・カンタベリー /ローズ・バーン /ララ・ロビンソン /ベン・メンデルソーン
ポニーキャニオン
発売日 2010-01-06
オススメ度:★★★
普通 2010-01-10
物事は、すでに予定されていたことが起きているだけなのか、それとも偶発的に起きているのかという 前半の問いかけはなかなかだった。
50年前に子供が書いた予言が実際に起きている。
でもあと3つしかないというので、途中で予言終わってんじゃん
ショボイなーと思っていたのですが、後半30分で理由がわかります。
普通に楽しめましたが、2012とテーマ似ているし、凡作連発のニコラスケイジのパワーもなくなってきているから 影薄い映画です。
興味があれば観ると良い映画です。
そんなに悪くはないような 2010-01-09
「再生」、「親がどこまで息子を守れるか」、「次世代の子供に未来を託す」がテーマだそうです。
ニコラスが我が子を守ろうと懸命に回避方法を見つけようとする映画です。
人類の危機に気付き、回避不能と思い宇宙人は人類を救いに来たのだと思います。
宇宙人じゃないとあの最後はつくれなかったでしょう。
テーマについてですが、 ニコラスは自分を犠牲にしてまで我が子を守りたいと思い、息子が生き残る選択を選んだのだと思います。
そして全滅してしまう人類を救おうと宇宙人が現れ、人類を再生させようと2人の人類を選び新たな惑星に送り、敢えて先の短い大人よりこれからを生き、先の長い次世代の子供に未来を託すために選んだのではないでしょうか。
観る人によっていろいろと感想はあると思います。
B級映画だのなんだの言っている人もいますが、それはこの映画のメッセージ性をきちんと考えたうえで言っているのでしょうか?
何を伝えたいのかを理解したうえで評価してもらいたいです。
個人的な意見として、 ディザスター・パニック映画なのでもう少し手に汗握るシーンがあってもよかったのではないだろうか。
せっかく迫力のあるCGなのだからその辺をもう少し頑張ってほしかったので、
☆−1です。
長文失礼しました。
古典SFを最新CG技術により実現した映画!! 2010-01-06
予告編を観るかぎり、シャマラン監督風味の「不思議ちゃん映画」か、軽めの興行成績狙いのディザスタームービーもどきかと思って軽くみていたが、本編を観て驚いた。
本作は興行的には超悲しい結果に終わったが、個人的な(あくまでも)評価は高い。
久しぶりにSF映画を観た!!という感覚だ。
意味が分からない!!という方は「未来惑星ザルドス」と本作を見比べて欲しい。
滅亡は運命でなく願望であり、新たなる転生は未来への希望である。
昨今、CGだけに頼った内容が乏しいSFまがい作品が多いだけに、本作のような哲学的SF作品は大歓迎だ。
我々は「必然に生きている」のか「偶然に生きているのか」???その答えを問いながら、 答えを出さずに終わっていく本作のラストにはシビレる!!!
SFは本来哲学的である。
(個人的には)不朽の名作であるが、興行的には駄作と分類されるだろう。
「あの曲」を使ったことが心憎いほど悔しい!!!!!!!上手すぎる!!!
ある意味で、ティム・バートン監督作品のような自己満足ムービーかもしれないが…。
映画は作品である!という観点からたてば、本作は非常に有意義な映像作品といえる。
さらに詳しい情報はコチラ≫