フランチェスコ ~ノーカット完全版~ [DVD]
出演:ミッキー・ローク /ヘレナ・ボナム=カーター
Happinet(SB)(D)
発売日 2010-01-29
オススメ度:★★★★
感動しました。 2010-01-24
同じ聖フランチェスコを描いた映画で「ブラザーサンシスタームーン」を以前に見ていたせいか、ミッキーロークの演じるフランチェスコはあまりにもギラギラした、エロチックな感じを受けました。
そのギラギラしたフランチェスコが、物欲や性欲にとらわれて生きる生き方に空しさを感じ、そのような生き方を捨てて、真実を求めている姿に感動しました。
イエスキリストが十字架につけられた時、釘を打ち付けられた場所と同じ場所から血を流したフランチェスコは、その時、イエスキリストの苦しみや愛を知ったのだと思いました。
それが、真実を祈りもとめたフランチェスコに対する神様の答えだったのだと思います。
とても感動しました。 すごく宗教的な映画だと思いました。
きっとキリスト教や宗教に興味のない人が見たら、全く面白くない映画だと思います。
この映画に関して、ミッキーロークのエロチックな部分の宣伝が多い中、この映画は、そのようなことを描いているのではないと思いました。
イタリア語版について 2009-11-29
今回発売されるのは、おそらく去年開催された「リリアーナ・カヴァーニ映画祭」でのヴァージョンでしょう。作品の出来は素晴らしいのですがミッキーの声がイタリア語に吹きかえられていて興ざめでした。
必ず観るぞ! 2009-11-02
あの女流監督リリアーナ・カヴァーニが、ミッキー・ロークに惚れ込んで撮り上げた渾身の作。当時の彼は、「ランブル・フィッシュ」「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」「ナイン・ハーフ」「エンゼル・ハート」等、すばらしい監督とキャスティングに恵まれ、色気も抜群だった。
物語は、金持ちの放蕩息子が神の啓示を受け無一者となり、数々の試練を乗り越え聖痕を授かるまでを描いている。実在の人物をモデルにしているが、果たしてミッキーでよかったのか、それまでのカヴァーニ作品と打って変わった崇高な雰囲気に、正直とまどった。
ただ、あの「ハリー・ポッター」やティム・バートン作品でおなじみの、若かりしヘレナ・ボナム・カーターのお姫様ぶりが思い出される。
しかし、今回の発売は当時見ることがかなわなかったノーカット版ということで、20年前の感想とどう変わるかも含めて、必ず見たいと思う。
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